将来、英語を使って仕事がしてみたい!
でも、ビジネス英語って難しそう…。
それなら、まずはビジネス英語も学べる映画を見てみませんか?
想像できることは実現率があがるのですが、映画やドラマなら実際の場面が想像できるのでおすすめですよ。
✅ビジネス英語ってどんな英語のこと?
✅具体的にはどんな勉強をしたらいい?
✅映画やドラマで勉強するならどんな作品がおすすめ?
そんな疑問にお答えしていきます。
ビジネス英語ってどんな英語?
ビジネス英語とは?
仕事で使われる英語のことで、英文メールや商談など多岐にわたります。日本語に置き換えると考えやすいです。
社会人の方は、入社後に名刺の交換から言葉遣い、仕事でもメールの書き方まで教わったかと思います。
そんな風に、ビジネス英語にもルールがあります。例えば、メールの書き方は、日本と同じで宛名(Dear~)で始めて最後には結び言葉(Regards)を入れます。
難しく見えるかもしれませんが、知っていると対応できることも多いのが特徴です。
ビジネス英語≒丁寧な英会話
また、当然ながらビジネス英語は仕事で使われる英語なので、比較的丁寧な英語表現になります。
例えば、この2つのニュアンスの違い、聞いたことありますか?
A: I want to~
B: I would like to~
どちらも「~したいです」、という訳ですがBはより丁寧な言い方になりますよね。Aは少し子供っぽいニュアンスになります。
こんな風に、ビジネス英語では比較的丁寧な英語表現がよく使われます。
丁寧な英語表現は日本語での敬語のようなものなので、知っておいて損はないですよ!
ビジネス英語を学ぶと得られるメリット3選
・活躍できるチャンスが多くなる
・転職に有利になり、年収が上がりやすい
・丁寧な英語が身につく
活躍できるチャンスが多くなる
チャンスの神様には前髪しかありません。そして意外なところからやってきます。
今すぐ短時間でもいいので勉強を始めて、いつチャンスが来てもいいように備えておくと思いがけないチャンスがもらえるかもしれません。
転職に有利になり、年収が上がりやすい
ビジネス英語ができると、仕事の幅がとても広がります。すると当然ながら、年収もあがりやすいです。
キャリアインデックスが行った調査によると、英語力と年収は相関しているそうです。
転職の際にも有利です。採用条件にTOEICの点数を明記している企業も多く、ビジネスレベルであるTOEIC700点以上になると高年収も狙えます。
また、英語力の習熟度による昇進スピードの格差は特に30代で実感している人が多いこともわかっています。
(参考:英語力は年収格差に影響する? | マイナビニュース (mynavi.jp))
私も、毎日英語の勉強を続けた結果、英語に関わる仕事をする機会に恵まれ、昇進することもでき低年収を抜け出すことが出来ました。
逆に言えば、英語を勉強するだけで年収があがる可能性があります…!
私は、有名大学の出身ではないですし転職も多く大した経歴はありません。
英語を生かした転職は、出身大学や今までの経歴が関係なくなるくらいの爆発力があると実感しています。低収入会社員だった私でもできたのであなたならもっとできるはず。
それなら、やってみる価値があると思いませんか?
丁寧な英語が身につく
お伝えしたように、ビジネスでは丁寧な表現が求められます。
私は縁あって日本に留学中の外国人と話す機会がこれまでに何度かありました。
中にはとても日本語が上手な学生もいます。しかし、どれだけ流暢に話していても、丁寧な表現が使えなければなかなか社会では認めてもらえない姿を見てきました。
あなたが社会人なら、社会人になって覚えた丁寧な表現がいくつかあるはずです。
あなたに~してほしい、というとき「I want you to~」よりも「I would like you to」という方が丁寧ですが、この表現が使えるかどうかは、実は知っているか知らないかの違いだけです。
知っているだけで印象が変わるなら、知っておくとお得ですよね。
インバウンド需要で、ますます海外から日本に来てくださる旅行者は増えています。丁寧な英語は、たとえ英語を仕事で使う予定がない人も必要な場面がこれから多くなると予想されます。
これを機に、丁寧な英語表現を知っておくと便利です♪
ビジネス英語って難しい?
ビジネス英語が難しい理由
正直に言うと、ビジネス英語は難しいです。
なぜなら、基本的な英語能力に加えて、深い専門性と幅広い話題が求められるためです。
ビジネス英語、と一言で言っても基本的なよく使われる表現以外は、その分野独特の英語や専門性が高い英語になります。
また、当然ながらビジネスなので柔軟な対応と幅広い知識の引き出しが求められます。
専門的な英語に関してはそれぞれ違うので各自で学んでもらう必要がありますが、引き出しを増やすのは映画を見ることでも増やすことができます。
息抜きやモチベーションアップに加えて、引き出しを増やすために映画を使うのもおすすめの方法です。
ビジネス英語の具体的な勉強方法は?
・まずは中学英語を復習する
・TOEIC公式問題集は使える表現の宝庫
・映画やドラマで勉強する
・オンライン英会話やアプリでアウトプットしてみる
まずは中学英語を復習する
実は、ご紹介したI would like to~などの表現は中学生で習う仮定法の応用表現です。
これは、丁寧な依頼の仕方をするときなどにも出てくるビジネスでは欠かせない表現です。意外にも中学英語の知識がビジネス英語には必要になります。
また、基本的な文法の知識は、英文メールを書くときも欠かせません。
どんな形でいいので、中学英語をざっと復習してみましょう。個人的におすすめの本を以下に載せますが、ご自身が気に入るものなら何でもいいと思います。
・中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版
・マンガでおさらい中学英語
・みちこさん英語をやりなおす (am・is・areでつまずいたあなたへ)
TOEIC公式問題集は使える表現の宝庫
TOEICの問題は、ビジネス英語を勉強するにはぴったりです。職場が舞台になっている問題ばかりだからです。
余談ですが、TOEICの世界はびっくりするほど平和なことで有名です。
例えば、平日の昼間から職場公認の定例のピクニックに誘われたり、上司が優しすぎたり…。
公式サイトにホワイトエピソード集がまとまっているのでもし興味があればご覧ください。ホワイトすぎる職場集|HAPPY NEW CAREER|【公式】TOEIC Program|IIBC (iibc-global.org)
映画やドラマで勉強する
映画やドラマで勉強すると、モチベーションがアップするだけでなく生の英語に触れることができます。
おすすめは日本語訳と英語を同時に表示することです。日本語と一緒に使えそうな表現を確認できるので気になったフレーズがあれば一時停止してメモしたりしてみてもいいかもしれません。
オンライン英会話やアプリでアウトプットしてみる
インプットができたら、アウトプットしてみましょう。
実際に英語を使うことで、より勉強したことが定着しますよ。オンライン英会話なら、ビジネス英会話コースがあるサービスもあります。
仕事で英語を使う方や、転職先で英語が必要になる方は仕事が最大のアウトプットになるかもしれません。
ビジネス英語が学べる映画の選び方
・興味のある分野や仕事内容に関係のある内容を選ぶ
・ドキュメンタリーで社会問題について知る
興味のある分野や仕事内容に関係のある内容を選ぶ
1番大事なのは自分が興味のある分野や内容を選ぶことです。楽しんで勉強すると記憶に残るためです。
また、ビジネス英語は、範囲が広いためよりやってみたい仕事内容に近い内容にすると集中的に学ぶことができます。法律や金融、営業などそれぞれの映画によってある特定の領域の表現や英単語を学ぶことができます。
ドキュメンタリーで社会問題について知る
ドキュメンタリーなどを見て話せる話題を増やすのもおすすめです。今回は紹介していませんが、環境問題や人種問題など、世界の社会問題などについて知っておくと話せる話題が広がったり、さまざまな配慮ができるようになると思います。
社会人が見るべきビジネス英語も学べる映画5選
社会人が見るべき、ビジネス英語が学べるおすすめの映画はこちらの5つです。
1.Air
2.マネーボール
3.ソーシャルネットワーク
4.ウルフ・オブ・ウォールストリート
5.インターンシップ
1.Air
今ではシェア世界一のナイキですが、苦戦していた時代がありました。そんなナイキが苦境を脱したのは、伝説のバスケ選手、マイケルジョーダンがまだ新人だったころの彼との契約がきっかけだったそうです。
その契約の裏側が見れる映画で、ビジネスでの交渉術も学べるのでとてもおすすめです。
バスケ好きの方は見ていて楽しいかもしれません♪
2.マネーボール
お次は野球に関する映画です。ブラットピッド扮するビリーは、弱小チームを独自の理論「マネーボール」で再建しようと奮闘するが…?
正直私は野球に全く興味がないのですが、それでも楽しめました。勝つためには戦略が大事だと実感する作品です。
野球が好きな人もそうでない人もぜひご覧ください。
3.ソーシャルネットワーク
Facebookを創業したマークザッカーバーグの半生を描いた実話に基づくストーリーです。
彼が起業するまでの過程を垣間見ることができます。ビジネスで重要な視点についても学べる映画です。
4.ウルフ・オブ・ウォールストリート
無一文から約49億円の年収となった男の半生を描いた映画です。とにかく過激な作品ですが、いかにしてこの男がウォール街で巨額の富を手に入れるまでになったかが描かれており目が離せません。
金融系の単語やフレーズはもちろんのこと、ビジネスやセールスのことも学ぶことができます。
営業職の方、営業職に就きたいと思っている方、特に必見です…!
5.インターンシップ
仕事をクビになったおじさん二人が向かったのは…なんとあの世界的企業でした。中年にして大学生に混ざってインターン生となった2人の運命とは…?
おじさん二人に勇気と元気がもらえる作品です。日本とは違って上司ともフラットに話しているところに注目してみてください。
まとめ
ビジネス英語は、難しいイメージがあるかもしれませんが、定型フレーズも多く勉強しておくと選択肢が広がる分野です。
映画だと気軽に始められるのでとてもおすすめです。私もまだまだ勉強中ですので、一緒に頑張りましょう♪
ビジネス英語が勉強できる映画は今回紹介した映画以外にもたくさんあります。ぜひあなたのお気に入りの作品を探してみてください!